2022/03/29 08:33
こんにちは。鳥居製缶です。
桜の開花がすすんでいますね。
まだ少し早いですが、本日は桜が満開になったあとのお話を書きたいと思います。
みなさん、去年の桜はどこでみましたか?
いつも通る道のあの木
たまたま街で見かけた桜の木
テレビで見た桜の名所の桜たち
どこか一つでも思い浮かんだでしょうか?
今年もあの場所の桜が花を咲かせますね。
1年のうちでたった数週間、淡いピンク色の花をつける桜の木
満開のようすも素敵ですが、
春の風に花びらを舞わせて鮮やかに散っていく姿またも美しいですね。
花を散らせた数か月後には、桜は翌年に咲く花の準備を始めます。
桜の木は、鮮やかな緑色で夏の訪れを感じさせる「葉桜」になったあと
その葉の付け根に「花芽」をつけ、冬眠に入ります。
「花芽」とは翌年の花を咲かせるもとになるもの。
秋には葉が落ち、冬の厳しい寒さにさらされることで
花芽は冬眠から目を覚まします。
冬の寒さにじっと耐えた花芽は、
春を迎えあたたかな気候と共に成長速度を速めます。
花芽がどんどん膨らみ、やっとつぼみを開かせる時が来ました。
今年私たちに美しい景色を見せてくれている桜は、
去年から静かに準備をしてくれていたのですね。
いとおしさを感じ、より一層さくらの成長を見届けたくなりますね☺