2021/12/28 15:56
こんにちは。鳥居製缶です。
本年も残りわずかとなりましたね。
鳥居製缶は今年、創業100周年を迎えました。
みなさまのおかげです。心より感謝申し上げます。
本日は100周年year🎊の鳥居製缶の活動を
少しだけみなさまにご紹介させて頂きたいと思います。
↑ 100周年記念✨シルクスクリーン印刷缶 ↑
今年は100周年を迎えたことをきっかけに
・マルシェの開催
・BASEでの販売
などを通して、缶を使ってくださるお客様に直接缶をお届けすることができました。
↑ 10月開催のマルシェの様子 ↑
そんな鳥居製缶 今年の一大イベントをご紹介します。
✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨
地元で有名なコーヒースタンドさんとコラボ商品の発売♪
スペシャルティコーヒーショップ「hugcoffee」様✨
静岡の人に話すと、「あのおしゃれなお店!」と言われる、外観がおしゃれで素敵なお店。
お店の名前「ハグコーヒー」の「ハグ」の意味がとても素敵。
お客様が入店した際、スタッフさん達は
「いらっしゃいませ!」ではなく、「こんにちは!」と声をかけてくれるのですが、
そこには「ハグ」のような親しみが込められているそう。
言葉を受け取ると温かい気持ちになります✨
そんな素敵なお店は、あたたかな照明が灯る癒しの空間。
コーヒーの香りの中で過ごす幸せな時間はあっという間。
ついつい長居してしまいます。
この素敵な空間を缶に表現したい!
おうちでもhugcoffeeにいるような時間を過ごせたらいいな・・・。
そんな思いが募り、hugcoffeeさんにお声をかけさせていただきました。
そして、お店にゆかりのある2名のデザイナーさんの作品を
缶に表現させて頂くことになりました。
✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨
yasushi fuwa(wok22)氏
丁子紅子氏
ここから、その2つをご紹介いたします。
① yasushi fuwa(wok22)氏デザイン缶
・新店舗OPENグラフィックに用いられた、記念のデザイン
・hugcoffeeファンの方にはおなじみ?☺
テイクアウト用コーヒーカップなどにも用いられています。
・缶を一周回してじっくりと見たい作品・・・
平面ではない分、一度に見えない部分があります。
だからこそ想像力が掻き立てられ、新たな楽しみ方を知ることができます。
ポップさとダークさが混じるデザインは、きっと見るたびに新たな感情を覚えさせてくれるはず。
② 丁子紅子氏デザイン缶
・店舗内に飾られた、ひときわ目を引く日本画
・コーヒーカップを手にする女性になぜか惹きつけられます・・・
作品名:「暖かな月夜に」
Artist comment:
「ホッと一息、コーヒーを一口飲んだ時の
香り高さや彩りが広がる情景の世界へとつながるイメージを絵にしました。」
・見る人によって彼女は優しく見えたり、悲しく見えたり。
透き通るような白い肌、鮮やかな黒髪、しなやかで美しい女性。
その可能性を無限に広げるため、絵画は白と黒を主体とし、なるべく「無」に近づけられています。
制作の裏側を少しだけご紹介。
缶にデザインを表現するときは、2種類の方法があります。
①缶に直接印刷をする方法
②デザインを印刷した紙を缶に巻く方法
今回は、②の「デザインを印刷した紙を缶に巻く方法」で制作しました。
紙のやわらかな印象がデザインにマッチしていると考えたからです。
じつは今回の紙、少し加工がしづらい紙でしたが、職人さんの熟練の技で素敵な製品にしてもらいました。
鳥居製缶はお茶屋さんへの缶の販売が多いことから、和紙を手張りで巻くことが多いです。
和紙を裁断し、一つ一つ糊をつけ、手作業で缶に巻く作業。
紙の種類によって大きな影響を受けることをご存じでしょうか??
和紙は空気の抜け道があり、空気を抜きながら缶に密着させることができる一方、
洋紙は空気が抜きづらく、ボコっと膨らんでしまうことがあります。
今回の紙は質感にもこだわった結果、洋紙を選択。
加工が難しい中、きれいに仕上げられた製品はとても美しかったです。
✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨
鳥居製缶は創業100周年を迎えましたが、これからもチャレンジを続けていきます。
来年もよろしくお願いいたします☺
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