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【日本茶の歴史に思いを馳せる缶】
「蘭字」と聞いて、何を思い浮かべますか?
花のランをイメージした華麗な文字?
オランダに関係する文字?
蘭字とは「輸出用の茶箱に貼られた木版摺りのラベル」
歴史は、明治から昭和初期へとさかのぼります。
日本茶の輸出が盛んになった当時、
輸出国に「日本茶のイメージを伝える」ためのラベルが作られました。
レトロなデザインは当時の海外の人々を魅了しただけではなく、
現代を生きる私たちを惹きつけます。
蘭字デザイン缶は2種類あり、こちらは「富士山」をデザイン。
缶に描かれた港の後方には、富士山が堂々と鎮座。
☆プレゼントに
レトロな雰囲気の蘭字缶は不思議な魅力があります。
☆インテリアに
このまま部屋においても違和感がないのがうれしいポイント。
<商品詳細>
直径:7.5cm
高さ:15cm
素材:スチール
中蓋がついているので、二重密閉で茶葉を湿気から守ります。
光や熱を通しにくく、中身の保存性を高めることができるスチール缶。
リサイクル率も90%以上と高く、地球にやさしい茶缶です。
【蘭字の歴史】
明治から昭和初期。
全国に広く知られていた駿河のお茶は、欧米、特にアメリカに多く輸出されていました。
横浜までお茶を運び、そこから海外へ届けていたのです。
輸出国に日本茶のイメージを伝えるため
「産地・種類」を「絵・欧文」で表現したラベルを作成し、そこで生まれたのが「蘭字」。
お茶の産地 静岡(清水港)からアメリカへ、直接日本茶の輸出が始まったのが明治39(1906)年。
当時は横浜で行われていた蘭字の制作を、静岡でも行うようになりました。
【蘭字の技術】
蘭字には浮世絵の技術が用いられ、木版に多色刷り。
静岡にも伝わる木版技術を生かし、
静岡の浮世絵職人と横浜からの蘭字職人によって静岡での蘭字制作が始まり、発展しました。
「蘭字」は静岡の地から海をこえ、海外の人々を魅了した文字なのです。
戦前に多く作られたもの、主に輸出用であったことから、
国内にはあまり現存しておらず、日本のグラフィックデザインの先駆けとして貴重な存在となっています。
そんな蘭字を、茶箱ではないですが缶にデザインしました。
蘭字を楽しみながら、日本茶の歴史にも触れてみませんか?
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